はすみ物語

手塚治虫の門弟で知られる小室孝太郎氏と、

羽須美出身者の方が知り合いだったことから縁あって作画を依頼し、

羽須美地域の歴史をわかりやすく漫画にしたのが『はすみ物語』です。

主人公の“口羽くん“と“あすなちゃん”が、都会の学校に行くために、

出発の朝、伴蔵山にある自然回帰観音様にあいさつに行った時、自然回帰観音様に導かれながら、

羽須美地域の歴史を、タイムスリップしながら体験するという物語になっています。

昭和47年(1972)、経済企画庁の「新山村モデル地区」として、全国5か所のうち、

中国地方で唯一、羽須美村が指定を受け、

その中の取り組みのひとつとして、制作された漫画読本になります。